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設定ファイル~/.emacs.el ~/.emacs-faces.el ~/.mew.el などに書かれている項目を設定する場合は、設定ファイルを直接編集してください。
Emacs を起動して、M-x customize と入力すると図5.1「EmacsのCustomize画面」のようなカスタマイズの画面になります。
TABキーを押すことで、アンダーラインのある部分、ボタンになっている部分(Set for Current Session や Go to Group など)、文字の入力が可能な部分にカーソルが移動します。Shift+TAB でカーソルが逆方向(上)に移動します。Enterキーで選択、確定です。Finish を選択すると、閉じます。
ここで操作して設定した内容は、~/.emacs.el に書き込まれます。
あらかじめ ~/.emacs.el の最後のほうに次のように記述しておくと、設定を書き出す専用のファイルを用意することができます。
;; customize の出力先
(setq custom-file "~/.emacs.my.custom.el")
(if (file-exists-p (expand-file-name "~/.emacs.my.custom.el"))
(load (expand-file-name custom-file) t nil nil))
~/.emacs.my.custom.el は、用意されていませんので、自分で作成します。
次のようなファイルを作成しておくとよいでしょう。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; Time-stamp: <> ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
Time-stamp などはなくてもいいです。空のファイルでもかまいません。
なお、customize は、細分化されていて、M-x customize の他に、M-x customize-face , M-x customize-group , M-x customize-variable などと様々なものがあります。M-x customize と入力して TABキーを押してみるとよいでしょう。
例5.3 Emacs の TAB の幅を設定する
ここでは、M-x customize-variable を利用して TABの幅 を設定してみます。
M-x customize-variable と入力し Enterキーを押します。(TABキーで補完ができます。M-x cus くらいまで入力したら TABキーをおしてみてください。M-x customize となるはずです。さらに -v と入力して TABキーを押すと M-x customize-variable と補完されると思います。)
画面最下部のミニバッファに Customize variable: と表示されたら、tab-width と入力し Enterキーを押します。(これも TABキーで補完が出来ます。)
図5.2「emacsの customize-variable の画面」のように画面が切り替わります。
TABキーを押して、8 という数字が表示されているところまでカーソルを移動し、C-d で8という文字を削除し、数字を入力します。たとえば 4 とすると、TAB の幅が元の幅の半分になります。
というボタンのところまで移動し、Enterキーを押すと、一時的に設定を有効にした状態になります。数値は保存されないので、次回起動時には元の値 8 にもどります。
のボタンで Enterキーを押すと、この数値が、設定ファイルに書き込まれて保存され、次回 Emacs を起動した時に利用できるようになります。
のボタンで、入力した数値がもとにもどります。
のボタンで、前回保存した時の値にもどります。
のボタンで、設定した数値が取り消され、設定ファイルにあった記述も削除されます。
数値を入力し、 のボタンを押してテストして、適当な値になるまで customize を行うという作業を繰り返して、それから で保存するという作業をします。
ここでは、 で保存してしまっていいと思います。
保存したら、 のボタンをクリックします。M-< でページの先頭まで戻ると早いです。
で保存すると、customize の出力先として設定したファイル(~/.emacs.my.custom.el)に、設定していなければ ~/.emacs.el に次のように書き込まれます。
(custom-set-variables ;; custom-set-variables was added by Custom -- don't edit or cut/paste it! ;; Your init file should contain only one such instance. '(server-switch-hook (quote (raise-frame))) '(tab-width 4)) (custom-set-faces ;; custom-set-faces was added by Custom -- don't edit or cut/paste it! ;; Your init file should contain only one such instance. )
don't edit or cut/paste it! と書かれているので、この設定値を変更する時には、直接編集するのではなく M-x customize などを使って再度設定するようにしてください。