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Vine Linux

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第15章 カーネルのアップグレード、設定の方法

15.1. カーネルパッケージ

15.1.1. カーネルパッケージのバージョン

Vine Linuxのカーネルパッケージでは、<バージョン>にはカーネルのバージョン、<リリース番号>は、 0vl<Vine のリリース番号> の形になっています。

この文書では、カーネルのバージョンをVER、 リリース番号をREL、 アーキテクチャをARCとします。kernel-2.6.16-0vl60.i386 であれば、 VER を 2.6.16、REL を 0vl60、ARC を i386 と読み換えてください。

15.1.2. カーネルパッケージの構成

kernel-VER-REL.src.rpm

カーネルのソースRPMパッケージです。カーネルRPMを自分でコンパイルする場合に利用され、 以下のバイナリパッケージすべてを生成します。

kernel-VER-REL.i386.rpm

カーネル本体とカーネルモジュールが含まれています。複数のカーネルパッケージを同時にインストールすることができます。

Vine 3.x までは SMPカーネルがありましたが、Vine Linux 4.1 からは標準のカーネルで SMP 対応になっています。

kernel-source-VER-REL.i386.rpm

カーネルのソースです。/usr/src/linux-VER にインストールされます。複数のリビジョンを同時にインストールすることはできませんが、複数のバージョンをインストールすることはできます。

kernel-doc-VER-REL.i386.rpm

カーネルのドキュメントです。/usr/share/doc/kernel-VER にインストールされ、カーネルの設定などに必要な情報が書かれています。複数のリビジョンを同時にインストールすることはできませんが、複数のバージョンをインストールすることはできます。

kernel-devel-VER-REL.i386.rpm

カーネル用のモジュールを構築するための開発パッケージです。/usr/src/kernels/VER-REL-ARC にインストールされます。複数のリビジョンを同時にインストールすることはできませんが、複数のバージョンをインストールすることはできます。

一般的なアプリケーションの開発に必要なパッケージについて

kernel 2.4 の時の kernel-headers のパッケージは、 kernel 2.6 では kernel-develglibc-kernheaders の 2つのパッケージになりました。

glibc-devel が必要としていた kernel-headers の中の一般的なアプリケーション用のヘッダーファイルは glibc-kernheaders のパッケージに含まれるようになりました。

glibc-kernheaders は kernel-VER-REL.src.rpm からは作成されません。 そのため、kernel の特定のバージョンに依存することはなくなりました。