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第11章 最低限、知っておきたいコマンド等

Linux を個人で使用している人は Linux の管理者でもあります。Vine Linuxを運用するにあたり、必要なコマンド等を簡単に紹介します。以下のコマンドはターミナル上で実行します。コマンドの引数やオプションの詳細はオンラインマニュアル等を参照して下さい。

11.1. システムの状態を知る

psコマンド

Linuxでは様々なプロセスが実行されています。psコマンドは自分が起動したプロセスの一覧を表示します。もし、全てのプロセスを表示したい場合は、ps augxwを実行して下さい。目的のプロセスを見付けるには grepコマンドを用いると便利です。

$ ps augxw | grep kterm
root     29976  0.0  0.7  3204  1832   ?   S    09:54   0:00 kterm 
root     29977  0.0  0.6  3108  1736   ?   S    09:54   0:00 kterm 
          

実行中のプロセスの状態を逐次見たい場合はtopコマンドを用います。

ディレクトリ /proc

CPUやデバイスなどシステムの状態はディレクトリ /procに書かれます。catコマンドなどを使って次のファイルを見て下さい。

[注] 「/proc」は仮想ファイルシステムと呼ばれ、ハードディスクなどの物理的なリソースは消費しません。

$ cat /proc/cpuinfo            CPUの情報
$ cat /proc/meminfo            メモリの情報
$ cat /proc/swaps              スワップ領域の情報
$ cat /proc/ioports            I/Oポートの情報
$ cat /proc/interrupts         割込み(IRQ)の情報
$ cat /proc/modules            カーネルモジュールの情報
$ cat /proc/sound              サウンドの情報
          
ディレクトリ/etc

システムの一般的な設定ファイルはディレクトリ/etcに置かれます。システムのバックアップやアップグレードを行う場合には、/etcを保存しておくことをお勧めします。/etcに置かれているファイルはシステム管理用のアプリケーションによって書き込まれたりします。修正を加えるには書き方をマニュアル等でよく調べてから行ってください。

conf.module
hosts
passwd
resolv.conf
          
ディレクトリ/etc/sysconfig/

システムのハードウェアに関する設定はディレクトリ/etc/sysconfig/にも書かれています。これらのファイルはシステム管理用のアプリケーションによって書き込まれますので、書き換えないようにしてください。何が書かれているかを知っておくことはよいことなので、一度見てみましょう。標準では作成されないファイルもあります。

ファイル名 書かれている内容
dmtype     ディスプレイマネージャの種類 
hwconf     接続されているハードウェア   (kudzuによって生成される)
i18n       言語の指定 (LANGに"ja_JP.eucJP"が設定されている)
ime        日本語入力の方法 (かな漢字サーバ名、Canna/Wnnの指定)
ipchains   IPマスカレードの設定
iptables   パケットフィルタリングの設定
keyboard   キーボードの種類
mouse      マウスの種類
network    ホスト名、ゲートウェイの指定
network-scripts/
           ネットワークカードの設定
static-routes  ネットワークの静的なルート指定
soundcard  サウンドカードの設定
pcmcia     PCMCIAカードの設定