メニューにあるを実行することにより、 設定ダイアログが表示されます。設定ダイアログでは、6つのページで設定項目が分類されています。

表 7.4. 外観
| 項目 | 説明 | 初期設定 |
|---|---|---|
| メインウィンドウ内でパッケージ情報を表示する | チェックする事により、 図 7.6. 「パッケージの全ての情報を表示」の様にメインウィンドウ内にパッケージの全ての情報が表示されます。 | OFF |
表 7.5. 指定の変更
| 項目 | 説明 | 初期設定 |
|---|---|---|
| 他のパッケージにも影響する変更を確認する | 依存関係により、インストール等の指定が他のパッケージに影響する場合にユーザに確認するかどうかを指定します。 チェックを外した場合、ユーザに確認せずに影響のあるパッケージ全ての指定を変更します。 | ON |
| 依存関係で推奨されたパッケージを考慮する | Vine Linuxでは、関係ありません。初期値のままにしておいてください。 | OFF |
| 状態アイコンをクリックしてもっとも適切なアクションを実行する | OFFの場合、パッケージの状態アイコンをクリックするとパッケージに加える変更を選択するポップアップメニューが、 表示されます。この項目をONにすると状態アイコンをもっとも適切なアイコンに変更します。 例えば、インストールされていないパッケージの場合、インストールが指定され、 アップグレード可能なパッケージについてはアップグレードが指定されます。 | OFF |
| システムアップグレード | 全てのアップグレードを選択した際に実行するアップグレード方法をドロップダウンリストから選択します。 詳細は、システムアップグレードの種類についてを御覧ください。 | スマートアップグレード |
| 古くなったパッケージ情報の再読込 | 『パッケージ情報の再読込』がしばらく実行されていない場合、 起動時にどのような動作を行うかを指定します。 『自動的に』を選択しておくと起動時に自動的にパッケージ情報の再読込が行われます。 | いつも尋ねる |
| アンドゥ回数 | パッケージに指定した変更を何回分、戻せるかを設定します。 これは、メニューのの動作に影響します。 なお、選択された変更を適用した分については元に戻すことができません。 | 3 |
システムアップグレードの種類について
システムアップグレードには、以下の2種類の方法があります。
- 標準のアップグレード(apt-get upgrade に相当)
標準のアップグレードでは、インストールされているパッケージのみがアップグレードされます。 もし、このアップグレードがインストールされていないパッケージに依存していたり、 既にインストールされているパッケージと衝突したならば、 アップグレードは予約されません。
- スマートアップグレード(apt-get dist-upgrade に相当)
スマートアップグレードでは、パッケージの衝突を知的に解決しようと試みます。 これには、必要とする追加パッケージをインストールしたり、 より重要度が高いパッケージを選択することも含まれます。
システムアップグレードの方法を『いつも尋ねる』に設定した場合、 『全てアップグレード』を実行する度に図 7.7. 「アップグレード方法を尋ねるダイアログ」が表示されます。
この場合、上記の説明を参考にいずれかのアップグレード方法をクリックしてください。 ここでをクリックすると作業が中止されます。
アップグレード方法を選択するとアップグレード可能なパッケージ全ての変更が予約されます。
Vine Linuxのメジャーバージョンアップグレードを伴う場合
Vine Linux 3.2からVine Linux 4.1といった、より新しいメジャーリリースへのアップグレードには、 スマートアップグレードが必須です。
表 7.6. 変更の適用
| 項目 | 説明 | 初期設定 |
|---|---|---|
| 変更の適用を端末ウィンドウ内で実行する | OFFになっている場合は、変更の適用の進行状況のみをプログレスバーで表示します。 ONになっていると図 7.8. 「変更の適用状況を端末内で実行した様子」の様に表示されます。 | OFF |
| 変更が正常にできた場合に終了の確認をする | ONにすると選択された変更の適用が正常に終了した場合にSynapticを終了するかどうかを尋ねます。 | OFF |

パッケージ一覧に表示する列を指定します。 『上へ移動』、『下へ移動』ボタンをクリックする事により、列の順番を変更する事ができます。 初期設定では、表 7.7. 「列」に示した順になっています。
表 7.7. 列
| 項目 | 補足 | 初期設定 |
|---|---|---|
| 状態 | インストールされているかどうか、あるいはインストールが予約されているかなどの状態をアイコンで表示します。 | 表示 |
| サポート | Vine Linuxでは、使われていません。 | 表示 |
| パッケージ名 | 非表示にしない方が良いでしょう。 | 表示 |
| セクション | パッケージの分類(Group)の表示します。 | 非表示 |
| コンポーネント | Vine Linuxでのパッケージの位置付けを表す分類を表示します。 update、main、plus、extras、orphanedに分類されます。 | 非表示 |
| インストール済みバージョン | - | 表示 |
| インストール可能バージョン | パッケージリストの『最新バージョン』列に相当。 | 表示 |
| インストール後サイズ | パッケージリストでは単に『サイズ』として表示されます。 | 表示 |
| ダウンロードサイズ | - | 非表示 |
| 説明 | パッケージの簡単な説明。SPECファイルのSummaryタグの値に相当。 | 表示 |
また、Synapticに使われるフォントを指定することもできます。

パッケージリストで状態の列に表示される状態に応じたアイコンの色を変更する事ができます。 特に理由がなければ、変更しない方が良いでしょう。
表 7.9. 色
| 項目 | 説明 | 初期設定 |
|---|---|---|
| インストール指定済 | パッケージをインストールする様に変更を指定した場合の背景色。 | #83A67F |
| 再インストール指定済 | パッケージを再インストールする様に変更を指定した場合の背景色。 | #83A67F |
| 削除指定済 | パッケージを削除する様に変更を指定した場合の背景色。 | #C1665A |
| 完全削除指定 | パッケージをインストールする様に変更を指定した場合の背景色。 | #DF421E |
| アップグレード可能 | パッケージがアップグレード可能な場合の背景色。 | #FFFFFF |
| アップグレード指定済 | パッケージをアップグレードする様に変更を指定した場合の背景色。 | #EED680 |
| 破損 | 破損したパッケージの背景色。 | #FFFFFF |
| ダウングレード指定済 | パッケージをダウングレードする様に変更を指定した場合の背景色。 | #ADA7C8 |
| インストール済 | インストール済みのパッケージの背景色。 | #FFFFFF |
| インストール済(ロックされています) | インストール済みのパッケージがバージョンを固定されている場合の背景色。 | #BAB5AB |
| 未インストール | パッケージがインストールされていない場合の背景色。 | #FFFFFF |
| 未インストール(ロックされています) | インストールされていないパッケージがインストールされないようにロックされている場合の背景色。 | #BAB5AB |
| リポジトリ内の新規パッケージ | 新しくリポジトリに追加されたパッケージの背景色。 | #FFFFFF |

表 7.10. 「テンポラリファイル」にある設定をラジオボタンから選択する事により、 ダウンロードしたRPMパッケージファイルの扱いを変更できます。 なお、をクリックするとダウンロード済みのパッケージファイルが、 全て削除されます。(apt-get cleanに相当)
パッケージファイルの格納場所
Synaptic(apt-get)がダウンロードしたパッケージファイルは、
通常、/var/cache/apt/archives/以下に保存されます。
表 7.10. テンポラリファイル
| 項目 | 説明 | 初期設定 |
|---|---|---|
| 全てのダウンロードしたパッケージをキャッシュに残す | 後で再利用できる様にパッケージを残しておきます。 再インストールするように指定した場合などに便利でしょう。 | |
| ダウンロードしたパッケージをインストール後にキャッシュから削除する | インストールやアップグレードが成功した場合、 パッケージファイルを削除します。ディスクを節約したい場合に有効です。 | |
| すでに存在していないパッケージのみを削除する | リポジトリに存在しないパッケージのパッケージファイルがあれば、削除します。 | ● |
表 7.11. 「履歴ファイル」の設定項目は、 メニューので確認するために残す履歴ファイルの扱いを設定します。

インターネットへの接続にプロキシサーバを経由するかどうかの設定です。 基本的にMozillaなどのブラウザと同様ですが、APTに関係のあるHTTP、 FTPプロトコルのみ設定可能です。残念ながら、自動設定には対応していません。
企業内ネットワークや学内ネットワークから、 インターネットに接続する環境などではプロキシが使われていることが多いようです。




